感想 落合陽一「魔法の世紀」
落合陽一さんの「魔法の世紀」の感想です。
・「人間中心主義を超えたメディア」の概念は,プラトンの芸術論:イデア−イデアの模倣としての自然−自然の模倣としての芸術 を連想させます。
・160ページの図2,第1象限の「祝祭」についてはあまり言及がないですが,ニコニコ超会議,コミケあるいは2015年紅白のperfume〜小林幸子のようなイメージ?
・落合さんは解像度を上げる方向性。低い解像度で新しい認識をもたらすという藤井直敬さんの代替現実(Substitutional Reality/SR)についてはどう評価しているのだろう?
技術の発展とアートが相まって発展して行く様は,落合さんも言うようにルネサンス期を彷彿とさせてエキサイティング。さしずめ,落合さんはダヴィンチ?(ほめすぎ?)