2025年は、定年退職したので多くの展覧会・美術館に行ったと思いきや、長い海外旅行に行った(別記事を参照ください)のと、7-8月は酷暑で外出を控えたので、18カ所と昨年の20カ所から減ってしまいました。
特に意識してはいなかったのですが、2025年は日本古典美術の展覧会に多く行きました(「大覚寺展」「運慶展」(東京国立博物館)、「丸山応挙展」(三井記念美術館)、「絵金展」(サントリー美術館)、正倉院展(奈良国立博物館))。今までにない傾向でした。西洋美術は海外旅行で堪能したこともあって少なく、旅行前に行った「ピアズリー展」(三菱一号館美術館)、「ミロ展」(東京都美術館)の2展のみでした。近現代美術も多くはなく、「藤田嗣治展」(SOMPO美術館)、「横尾忠則展」(グッチ銀座ギャラリー)、十和田市現代美術館、草間彌生美術館の2展、2館でした。その中では、十和田市現代美術館のコンパクトだが見ごたえのあるコレクションが印象的でした。
数は多くありませんが、建築関連で、「京都モダン建築祭」と明治村を訪ねました。「京都モダン建築祭」は京都市内にこれだけの近代の名建築が残っているのに驚くとともに、京都という町の重層的で豊かな文化を感じました。明治村は、フランク・ロイド・ライトの帝国ホテル中央玄関を目当てに訪ね、その想像以上の重厚かつ繊細な建築に感動したのに加え、帝国ホテル以外の明治建築も充実しており、訪問以前は、市中ではなくパノラマ的に保存されていることに疑問もあったのですが、保存の努力に敬意を感じ、1日かけて訪れる価値のある施設だと再認識しました。
そんな中、2025年のベスト展覧会・美術館は、2025年に閉館となった「DIC川村記念美術館」とします。閉館の情報を聞き、慌てて訪問しました。レンブラント、モネ、ルノワールなどの粒ぞろいの一点物に加え、作品に合わせた展示室(ロスコ・ルーム)で展示されているマーク・ロスコや、ジョゼフ・コーネル、フランク・ステラなど系統立てて収集された現代作家のコレクションは素晴らしいものでした。その後、ロスコ・ルームが国際文化会館に再建されるとのうれしいニュースもありましたが、コレクションがオークションで売却されたとのニュースもあり、改めて閉館が惜しまれます。
引退記念世界一周旅行 美術館編
世界一周旅行(2025/4/4-5/13)で訪問した美術館についてまとめました。
【メルボルン】
イアン・ポッターセンター:NGVオーストラリア(The Ian Potter Centre: NGV Australia)
オーストラリアの近代西洋画とアボリジニ文化の作品、現代美術を組み合わせて展示している。そのどれもが「オーストラリア」の文化だとして新しいオーストラリアの一体性を示そうとしているようにも感じた。
【LA】
ゲッティセンター(Getty Center)
山上の広大な敷地の近代的な白亜の建築群にゲッティ家が収集した古今東西の作品が展示されている。アメリカの富豪のすごさを感じたが、収集に一貫性がなく散漫とも感じたのは先入観か? カイユボットの企画展は充実していた。
ザ・ブロード(The Broad)
こちらも富豪の個人コレクションだが、草間彌生、バスキア、リキテンシュタインをはじめとした現代美術の第一級の作品が集められている。「現代美術」に絞られているためか、こちらからはクールな印象を受けた。
ロサンゼルス現代美術館(Museum of Contemporary Art, Los Angeles : MOCA)
変な言い方だが、ザ・ブロードに比べるとクラシックな感じの現代美術館。超有名どころは少なかったが、しっかりしたポリシーで集められている感じ。
ハンティントンライブラリ(The Huntington Library)
ここも富豪の邸宅とコレクションを公開した美術館。広大な敷地に緑の庭園が広がり、伝統的な建築が散在している。コレクションは落ち着いた感じ。
ノートン・サイモン美術館(Norton Simon Museum)
またまた富豪のコレクションをベースとした美術館。それほど大きくはない建物内に、ゴヤ、ゴッホなどの印象派をはじめとした西洋絵画のエリアと、仏像などのアジア伝統美術のコレクションのエリアがあり不思議な感じ。
アカデミー映画博物館(Academy Museum of Motion Pictures)
小道具や衣装などの実物と映像で映画とアカデミー賞の歴史を紹介している。スターウォーズや2001年宇宙の旅などの小道具、ミュージカルの衣装などは貴重。
ロサンゼルス郡立博物館(Los Angeles County Museum of Art : LACMA)
プライス・コレクションが展示されている日本館が改修中だったので、現代美術の展示を見学。屋外展示のUrban Lightは映えますね。
【シカゴ】
シカゴ美術館(The Art Institute of Chicago)
さすがの巨大美術館。全部見ていると1日以上かかる。西洋近代絵画から米国の作家、現代美術、アジアの伝統芸術までそろっている。こちらは巨大なので、多様な展示があってもあまり違和感はないが疲れる。シャガールのステンドグラスは穴場。スーラの点描画は想像より大きく、やはり実物を見る価値はある。安藤忠雄内装の展示室も一見の価値あり。
シカゴ現代美術館(Museum of Contemporary Art, Chicago : MCA)
企画展主体で、想像よりコンパクトな美術館だった。企画展は企画展示は米国における黒人や中東問題など現代社会に切り込んだもの。
【パリ】
ブルス・ド・コメルス(Bourse de Commerces)
欧州の富豪ピノー氏(プランタン(デパート)、シャトー・ラトゥール(ワイナリー)、クリスティーズ(オークション)、イヴ・サンローラン、グッチ、バレンシアガなどの所有者)が旧商品取引所を安藤忠雄にリノベーションさせて現代美術館にしたところ。リノベーション中に現場でピノー氏が安藤さんに話しているドキュメンタリーを見たことがあるが「金に糸目をつけずに最高のものを作ってくれ」という感じだった。出来上がった建物は伝統建築と安藤忠雄のコンクリートが響きあっていい感じのものになっていた。企画展示は米国のシカゴ現代美術館と同じアーティスト(Authue Jafa)の黒人文化に関するものもあり、関心は共通していると感じた。
オランジュリー美術館(Musée de l'Orangerie)
上野の西洋美術館のモネ展で睡蓮の部屋が設けられていたが、睡蓮はやはりここで見ないと。閉館時間間近で比較的すいているのもよかった。モネ以外にもモディリアニなど同時代の作家の作品も意外に充実していた。
【ウルビーノ】
マルケ美術館(Galleria Nazionale delle Marche)
ガイドさん曰く「貴重な作品はフィレンツェとヴァチカンに持っていかれてしまった」とのことだが、ドゥカーレ宮だった建物自体やフェデリーコ公の遺物などは貴重。ラファエロの式作品やピエロ・デ・フランチェスカ、「理想都市」など数点の名品もあり。
【ヴェネツィア】
アカデミア美術館(Gallerie dell'Accademia)
ティントレットやティツィアーノの祭壇画、天井画はやはり現場(教会など)で見るのがふさわしいが、ジョルジョーネのテンペスタなどの絵画作品やダビンチの人体図などは美術館でしか見られない。教会などにあった大型作品を明るい光の下、至近距離で見ることができるのもよい。
ペギーグッゲンハイム・コレクション (Peggy Guggenheim Collection)
これもまた富豪のコレクションだが、中世のヴェネツィアの街中で現代美術が見られるのも面白い。ピカソ、マグリット、マティスなどの作品がバランスよく集められている感じ。
プンタ・デ・ラ・ドガーナ(Punta della Dogana)
パリのブルス・ド・コメルスと同じ、ピノー氏と安藤忠雄のコンビが歴史的建造物(旧税関)をリノベーションした現代美術館。天井が高く広い展示室に巨大な現代美術のオブジェクトが展示されている。歴史的建造物と安藤のコンクリートの造形の中で見る作品は、現代の美術館の展示室(いわゆるホワイトキューブ)で見るのとは違った感覚がある。
コッレール博物館(Museo Correr)
サン・マルコ広場を囲む建物内にある博物館で、広場の海側の辺に沿っている。ヴェネツィアの歴史的な遺物やヴェネツィア市が中世のころから集めてきた絵画が展示されている。目立たない博物館だが、ちょっと(あくまで「ちょっと」だが)おもしろい。
【ロンドン】
ナショナルギャラリー(The National Gallery)
ロンドンに行くと必ず立ち寄る。無料で並ばずに名画が鑑賞できるのがよい。残念ながら岩窟の聖母は展示されていなかった。
ヴィクトリア&アルバート博物館(Victoria and Albert Museum)
ロンドンに何度も行っているのになぜか初訪問。主に「工芸品」を展示ということで、正直舐めていました。想像していたよりはるかに巨大で膨大な収集物。大英帝国が世界中から集めた彫刻、陶磁器、ガラス器、宝石などが所狭しと並べられている。
ウォレス・コレクション(The Wallace Collection)
富豪のコレクションをさんざん見てきたが、これは貴族のコレクション。なので、武具などもある。絵画もなんとなく、わかりやすく上品なもの(ロココはエッチだけど)を集めている感じ。私が好きなムリーリョも何枚もあった。
何十年ぶりかで大英博物館を訪問。当時は中庭だったところがガラスドームになっていてカフェがあった。メインゲートは予約者限定で予約なしの火y句は裏口的なエントランスに回らなければならない。有名どころを見て回ったが、展示物自体は十年前と変わっていない(はず)。
引退記念世界一周旅行 計画編
定年退職し、長い旅行ができるようになったので、かねてよりの念願だった世界一周旅行に行くことにしました。
ここには計画時に考慮したことを記載しました。実際の旅行の様子は以下に投稿しています。
https://4travel.jp/travelogue_group/63480
世界一周はピースボートをはじめとしたクルーズもありますが、コースが固定されてしまうのと、無寄港日に絶対飽きると思ったので、世界一周航空券を利用することにしました。世界一周航空券はご存じの方もあると思いますが、スターアライアンス、ワンワールド、スカイチームといった航空会社のアライアンスが、逆戻り不可などの一定の条件で加盟各社の各区間の航空券を組み合わせて世界一周分の航空券を一括で販売するもので、個別に航空券を購入するより非常に格安となります。
ルートですが、「80日間世界一周」の再現も考えたのですが、現在の航空路で再現するのは無理があるのと、ほかに行きたいところもあるので、以下の条件で検討しました。
・六大陸をすべて巡る(アジアは日本)
・各大陸で以下のイベントを体験する
・北米:大陸横断鉄道
・南米:イグアスの滝
・欧州:オリエント急行、アドリア海クルーズ
・アフリカ:サファリ
・気候の厳しいところ(暑い/高地)は避ける
・行動しやすいところ(大都市など)では個人行動し、個人では行きにくいところではオプショナル・ツアーを利用する
これで訪問地・訪問順を仮設定しました。以下です。
東京→メルボルン→LA→[大陸横断鉄道]→シカゴ→イグアス→ブエノスアイレス→パリ→[オリエント急行]→ヴェネツィア[アドリア海クルーズ]→ロンドン→マサイマラ[サファリ]→東京
まずは、これをベースにSky ScannerやGoogle Flightを使って利用航空便を検討しながら、どのアライアンスとするかを考えました。スカイチームは日系の加盟社がなく、ANA加盟のスターアライアンスはオセアニアがニュージーランド航空しかないので、うまい設定ができませんでした。一方、JAL加盟のワンワールドではカンタス航空が加盟していることもあり、よい組み合わせができました。加盟社のカタール航空の評判が非常に良いことも魅力でした。
ルートの仮案ができたので手配ですが、航空会社サイトや予約サイトなどを利用してすべて自分で手配する/個別に専門旅行社に依頼する/一括して大手旅行社に依頼する、といった選択肢が考えられましたが、世界一周航空券、各種手配とも大手旅行社に一括依頼しました。理由は、自分で手配は、手数料はかかりませんが、宿泊だけでも10か所近くなる手配をすべて自分で英語で行うのはあまりにも煩雑で間違いも懸念され(間違いがあった場合のリカバリも自分でやらなければならない)、途中で遅れなどがあり予定変更が必要となった場合も、変更手配をすべて自分でやらなければならないなど、リスクが高すぎる、個別旅行社の利用も手数料がかかる割には全体調整は自分でやらなければならず現地でのサポートも期待できないのでメリットが少なく、大手旅行社への一括依頼であれば、変更があった時の全体調整や現地トラブルへの対応もワンストップで可能となるのは大きなメリットと判断しました。(実際、途中便のキャンセルが発生しましたが、代替便の手配、航空会社との変更交渉を実施していただき助かりました。)
大手旅行社のうち、どこに頼むかですが、K社はサイトを見る限り個別旅行手配にあまり力を入れている様子がなく、J社は個別手配は「ロイヤルロード」というブランドでやたら富裕層向け(プライベートジェットの手配とかがケースで出てくる)なので、「世界一周デスク」というサイトを開設していて世界一周航空券に力を入れており、サファリなどのオプショナルツアーも各種提供しているHISさんに、原案を提示して提案を頼んだところ、よいレスポンスがあったので依頼することとしました。結果、クルーズが同社系列のクルーズプラネット社となった以外は、世界一周航空券、対象外路線(イグアスの滝往復)の航空券、各地ホテル、大陸横断鉄道、オリエント急行、各種オプショナルツアー(グレートオーションロード、フィリップ島ペンギンパレード、イグアスの滝、マサイマラ・サファリ)などすべての手配が同社でできました。ホテルは、3万~4万の価格レンジとエリアを提示して提案してもらいましたが、各ホテルとも満足できるものでした。
オリエント急行とクルーズはバウチャーなどが数週間前に郵送されるとの情報があったので、出発後に自宅に届いても対応できないことが心配だったのですが、確認したところ、オリエント急行は現在はすべて電子化されている、クルーズはおそらく出発前に受取が可能だが、出発後となった場合には電子化して送付する(ただしホテルなどでのプリントが必要)とのことでした。(実際は、クルーズの書類は出発前々日に到着しました)
日程は、暑くない4~5月、10~11月で、月数回運行のオリエント急行の日程を念頭に、他の日程はその前後に展開しました。
クルーズはオリエント急行のヴェネツィア到着日の数日内に、ヴェネツィアを出港する便を探しました。いわゆるプレミアム/ラグジュアリー・クラスは便数も少なく費用面でもかさむので、カジュアル・クルーズの大手のCosta社とMSC社のサイトで調べて、4/26ヴェネツィア出航のMSCのクルーズに決めました。
サファリは、南ア(クルーガー)、ケニア(マサイマラ)、タンザニア(セレンゲティ)が選択肢ですが、南アは世界一周のルートに組み込みにくい、セレンゲティは車移動が長く、現地宿泊施設も整備されていない面がある、といったことからマサイマラを選びました。マサイマラは5月は雨季でベストシーズンではないといわれていますが、①雨季といっても降るのは夕方~夜間が主でサファリ中はほとんど晴れていた ②草が茂って動物が見つけにくいとも言うがガイドがばっちり見つけてくれた、(ビッグ5とチーターのハンティングが見られた) ③雨季は子育ての時期で動物の赤ちゃんが見られた ④ハイシーズンでないのでホテルもすいておりサファリはガイド専属、ホテル代も安かった といった状況で、結果として5月でよかったと思っています。なお、マサイマラの国内線は大きなスーツケースが積めないということで、対応方法をHISのナイロビ支社に問合せしてもらったのですが、空港で航空会社に預けることができました。
最終的に、手配した航空券は以下となりました。
| 利用日 | 便名 | 出発 | 到着 | 手配 |
| 2025/4/4 | JL773 | 東京(成田) | メルボルン | 世界一周 |
| 2025/4/8 | QF93 | メルボルン | ロサンゼルス | 世界一周 |
| 2025/4/16 | AA2429 | シカゴ(オヘア) | ダラス | 世界一周 |
| AA963 | ダラス | サンパウロ(グアルーリョス) | 世界一周 | |
| 2025/4/16 | LA3202 | サンパウロ(グアルーリョス) | フォス・ド・イグアス | 別途 |
| 2025/4/19 | AR1785 | カタラタス・デル・イグアス | ブエノスアイレス(エセイサ) | 別途 |
| 2025/4/21 | IB108 | ブエノスアイレス(エセイサ) | マドリード | 世界一周 |
| 2025/4/22 | IB589 | マドリード | パリ(シャルル・ド・ゴール) | 世界一周 |
| 2025/5/6 | BA599 | ヴェネツィア(マルコポーロ) | ロンドン(ヒースロー) | 世界一周 |
| 2025/5/8 | BA65 | ロンドン(ヒースロー) | ナイロビ(ジョモ・ケニヤッタ) | 世界一周 |
| 2025/5/10 | P2853 | ナイロビ(ウィルソン) | マサイマラ(ケチュアテンボ) | ツアー |
| 2025/5/11 | P2854 | マサイマラ(ケチュアテンボ) | ナイロビ(ウィルソン) | ツアー |
| QR1336 | ナイロビ(ジョモ・ケニヤッタ) | ドーハ(ハマド) | 世界一周 | |
| 2025/5/12 | QR806 | ドーハ(ハマド) | 東京(成田) | 世界一周 |
以下についてオプショナルツアーを利用し、メルボルン市内、LA、シカゴ、ブエノスアイレス、パリ、ヴェネツィア、ロンドンでは個人行動をしました。HISのサイトには多くのオプショナルツアーが掲載されているので、基本的には、そこから選択しました。(以下は個別に手配しました。ヴェネツィアのコンサート:GetYour Guide、ロンドンのミュージカル:LondonTheatreDirect.com、ブエノスアイレスの巡回観光バス:Gray Line Argentina は個別に手配しました。クルーズ中はクルーズ会社が提供しているエクスカージョンの中から選びました。)特にタンゴショーとサファリは選択肢が多かったので以下の視点で選びました。
タンゴショー:小規模な会場で伝統的なショー
サファリ:超高級ではない、マラ・トライアングルに近い、規模が大きすぎない、テント形式でない (マサイマラのロッジについては、Trip Advisor や Booking.com、Expedia などに情報がなかったので、専門旅行社と各ロッジのサイトを参考にしました)
結果として、大正解でした。どう正解だったかは旅行記 ( https://4travel.jp/travelogue_group/63480 ) を参照ください。
<HIS手配>
| 日 | 地区 | ツアー名 |
| 2025/4/6 | メルボルン | MR.JOHNの日本語グレートオーシャンロードツアー |
| 2025/4/7 | メルボルン | MR.JOHNのなるほど・ザ・ペンギンツアーペンギンパレード【ペンギンプラスプラン】 |
| 2025/4/17-19 | イグアス | イグアスの滝2泊3日ツアー【2泊3日プラン(国立公園内5星ホテルDAS CATARATAS HOTEL利用)】 |
| 2025/4/20 | ブエノスアイレス | 往復送迎付き!タンゴショー鑑賞「El Viejo Almacen(エル・ビエホ・アルマセン)」【3コースディナー付きプラン(VIP)】 |
| 2005/5/10-12 | マサイマラ | 【飛行機移動】☆英語ガイド☆マサイマラ国立保護区2泊3日の旅サンクチュアリオロナナ泊【前泊ナイロビ1泊プラン(夕食付き)】 |
<クルーズ・エクスカージョン>
| 日 | 地区 | ツアー名 |
| 2025/4/27 | コトル | KOTOR & THE MARITIME TRADITION OF PERAST |
| 2025/4/30 | サントリーニ | OIA VILLAGE |
| 2025/5/2 | アンコーラ | URBINO & ITS HISTORICAL CENTRE |
2024年ベスト展覧会と振り返り
2023年に引き続き、2024年のベスト展覧会と振り返りです。
2024年は21の展覧会に行きました。2023年が20だったので、大体こんなペースなのかなという感じです。
2024年は現代美術の重量級の展覧会が多かったのでベストは迷いましたが、新しい感覚を得られたという点を重視して、銀座メゾンエルメス/東京国立博物館共同開催の「内藤礼 生まれておいで生きておいで」とします。雑踏から離れた静謐な空間で別の宇宙にいるような体験をすることができました。
「重量級」の展覧会としては、前澤さんほどのスーパーリッチでなくても見る目があれば素晴らしいコレクションができることを示した東京都現代美術館の「高橋龍太郎コレクション展」、活動の集大成としての「村上隆 もののけ京都展」(京セラ美術館)、「キース・へリング展」(森アーツセンターギャリー)、「ブランクーシ展」(アーティゾン美術館)、作家の逝去で期せずして回顧展となってしまった「田名網敬一展」(国立新美術館)、「舟越桂展」(箱根彫刻の森美術館)が見応えがありました。
現代美術以外では、東京都美術館の「田中一村展」が、作家が若いころから追及していた世界が奄美で花開くのが感じられ感動的でした。
山梨県美術館のミレーや岐阜県美術館のルドンなど、地方の美術館の至宝を見ることができたのも収穫でした。
海外作家の展覧会は、「マティス展」(国立新美術館)、「キリコ展」(東京都美術館)などがありましたが、2023年の方が盛んだったような印象です。(国立西洋美術館の「モネ展」は、「マルモッタンやオランジェリーに行けばよいのでは?」と思ってしまい行きそびれました。)
なお、2023年はウィーンで、美術史美術館、分離派会館、アルべルティーナ、レオポルド美術館、ベルヴェデーレ宮殿などを見ましたが、そちらは別腹ということで。
2023年のベスト展覧会と振り返り
ごく一部からご要望がありました2023年ベスト展覧会と振り返りです。
2023年には20の展覧会に行きましたが、ベスト展覧会は、新国立美術館の「祭國強展」とします。祭國強の神髄は1回限りの爆発パフォーマンスですが、準備のために作成されたドローイングは迫力で、祭國強の思想と祝祭性が十分に伝わってきました。パフォーマンスとドローイングをはじめとする資料の組み合わせで作品を形成する形は、クリストも彷彿とさせます。ぜひ、一度パフォーマンスをじかにみたいです。
2023年は祭國強展以外にも現代美術の展覧会が充実していました。国立近代美術館の「大竹伸郎展」、寺田倉庫WHAT MUSEUMの「高橋龍太郎現代美術コレクション展」、アーティゾン美術館の「ダムタイプ展」「山口晃展」、国立東京博物館と東京都現代美術館の「横尾忠則展」、青森県立美術館の「奈良美智展」。山口晃と奈良美智はやはり今の日本の現代美術をけん引する二人で見ごたえありました。横尾忠則は大御所であるにもかかわらず新しい境地に挑戦していますが、やはり横尾忠則なのは良いのか悪いのか。坂本龍一が参加していることで話題となったダムタイプは新作ですがちょっと感覚が古く感じました。
2023年はポンピドゥーセンターが改修なので同館の作品が多く来ていました。パナソニック汐留美術館の「ルオー展」、東京都美術館の「マティス展」、国立西洋美術館の「キュービズム展」(これは未見)など。パリに行かなくて多くの作品が見られたのはうれしいことでした。
各美術館の独自企画の展覧会もがんばっていました。世田谷美術館「シャガール展」、SOMPO美術館「ゴッホと静物画展」、上野の森美術館「モネ展」(日本人はどんだけモネが好きなの?)。2024年も独自のテーマで国内外の美術館から作品を集めるこのような企画が多く開催されるとよいですね。
十二国記 白銀の墟 玄の月 1・2巻刊行時点での考察
戴は政が行われないので乱れているという。では,政とは何か? 不十分とはいえ完全な騒乱状態ではなく一応の治安は保たれているようだ。豊かな国であれば,それで民は勝手にうまくやっていくだろうが戴は貧しい国なのでそれだけではすまない。福祉政策,飢饉の時の食糧の放出などが必要なのだろう。では,その食糧はどこから来るのか?
戴は自国の農業生産で自国民すべてを養えないのではないか。従来は玉を輸出しその代金で食糧を輸入していたのではないか。驕王時代の乱採掘で玉資源が枯渇しそれができなくなった。
幸い玉資源は自然回復するが,時間がかかる(10~20年?)。その間は,食糧そのものが不足しているので,たとえ王が変わっても全国民を養うことができない。座して国民が飢えるのを受け入れるしかないが,自らを結果で評価する驍宗にはそのような行動はとれない。常に民を優先する麒麟も同じ。そこで,驍宗と麒麟にはしばらく休んでもらって阿選が偽王として泥をかぶる。
阿選も就任当初は被害を最小限にするよう努力したが,しょせん全国民を救うことはできない。むしろ,放置し自由競争させたほうが強い国民が残る? 人口が減少して少しは楽になる? 反対勢力の殲滅も人口減少の効果がある。
こう考えると,琅燦が事態を動かしてはいけないと言ったことも,阿選が驍宗を選んだのが悪いと言ったことも説明がつく。
スイス旅行 2019/7/24-8/4
2019/7/24
成田発21:40のターキッシュエアTK53便でイスタンブールへ。2人席で快適。機内映画はアベンジャーズ・インフィニティ・ウォーとエンドゲーム。
2019/7/25
3:40イスタンブール着。新設の巨大空港。7:20発のTK1907便でチューリッヒへ。空港の地下の鉄道駅からスイスパスを使ってサンクト・ガレンへ。空港の地下駅で水とお菓子を買う。欧州熱波で超暑い。パリは40度らしい。駅からまずはホテル Hotel Vadian へチェックイン。駅から10分くらい。部屋はフロントと離れた別棟で観光案内所の隣。大聖堂の近く。まずは修道院図書室へ。「世界で最も美しい図書館」と言われている世界遺産。コインブラ大学図書館やトリニティ大学図書館に匹敵する美しさ。特に天井画が美しい。地下と別棟の展示室も見る。近くの教会と大聖堂も見学。旧市街は出窓が面白い。昼食はアイスクリームとソーセージ,ビール。暑いのでいったんホテルへ帰り夕方散策。ケーブルカーで街の後ろの高台に上る。高台には池がありみんな泳いでる。牛もいる。日没を見た。降りてきて夕食。夕食は郷土料理。
2019/7/26
朝,鉄道でサンモリッツへ向かう。クールで乗り換え昼前にサンモリッツに到着。駅からエスカレータで中心部へ。高級ホテルが立ち並ぶリゾート。坂の上のホテル Soldanella へ。ホテルから湖が見える。バスで Forum Paracelsus へ。セガンティーニ美術館の休館中は多くの作品がこの施設に展示されている。アルプス三部作がないのは残念だが,描かれている景色の地元で見るセガンティーニ作品は街で見るのとは違った感慨がある。Forum Paracelsus はもともと温泉施設で地下に開設当時からの歴史が展示してある。外に出ると大雨。裏山のちょっとした教会を外から見学。雨宿りにココアとコーヒーフロート的なものを食べたり教会に寄ったりしながら歩いてホテルに向かう。途中,エンガディン博物館に寄る。夕食はホテルで。ワインボトルで飲みすぎ。
2019/7/27
ホテルで作ってもらったランチボックスをもって朝,教会に寄って駅に向かう。7:02の氷河急行でブリグへ。日本からの団体旅行の皆さんと同じ車両になるが,皆さんはクールで降りて代わりに欧米の団体の皆さんが乗ってくる。昼食は車内で。ビーフストロガノフ。ブリグでローカル線に乗り換え。さらにマルティニでモンブラン・エキスプレスに乗り換えてシャモニーへ。夕方に到着。フランスなので街全体がしゃれている。ホテルは街中の La Croix Blanche。夕食は石焼焼き肉の Pierrade。
2019/7/28
エギーユ・デュ・ミディ展望台に行こうとロープウェイ乗り場へ行くが悪天候でまだ運行していないうえ何も見えないのでやめたほうがよいとの案内所のおじさんの助言に従って予定を変更して登山電車でモンタンヴェール展望台へ。ロープウェイに乗り換えて氷河へ。雨の中,すごい階段を下りて氷河をくりぬいた「氷の洞窟」へ。氷河に間近に接することができた。街に戻った後,ホテルでタクシーを呼んでもらってプラトー・ダッシーのEglise Notre-Dame-de-Toute-Graceへ。ここは新しい時代の芸術と宗教の融合を目指して作られた教会でシャガール,マティス,ルオーなどの作品がある。教会の空間で見る各画家の宗教画は美術館で見るのとは全く違った荘厳さがある。帰りはふもとの駅まで1時間ほど歩き列車でシャモニーに戻る。シャモニーの教会でオルガンとソプラノの無料コンサートを見る。夕食はラクレット。そのあと、野外のジャズフェテバルをのぞく。
2019/7/29
昨日と打って変わっていい天気。ロープウェイを乗り継いでエギーユ・デュ・ミディ展望台へ。いい天気でモンブランがよく見える。街に戻ってグリンデルワルドへ向かう。列車が遅れ気味で予定していたシュピーツ-インタラーケンの船便に間に合わないので2時間後の便にしてシュピーツを散策。シュピーツ城へ行くとシャガール展をやっていたので見学。その後,船でインターラーケンに行き登山鉄道でグリンデルワルトへ。ホテルは Hotel Bellevue Pinte 。レストランの2階のおばちゃんが切り盛りしているようなホテル。外はかわいい感じ、部屋は機能的。夕食はホテルの1階のレストランで子牛のレバーと鮭。
2019/7/30
今日はハイキング。まずはメンリッヒェンへ。欧州最長のロープウェイが改修中なのでバス。日本語観光案所が休みで残念。駅で登山鉄道の予約をする。予約をすると確実に乗れて座れる。予約しないと駅で並ぶ必要がある。バスの切符はバスターミナルで購入。メンリッヒェンからクライネシャイデックまで健脚で2時間のコースを2時間30分で歩く。途中牛と戯れる。クライネシャイデックからユングフラウヨッホまでトンネルの登山鉄道。ハイキングとユングフラウヨッホでだいぶ日焼けした。夕食はホテルの1階でチーズフォンデュ。思ったよりアルコールきつかった。
2019/7/31
グリンデルワルドからバーゼルへ向かう。ホテルでランチボックスを作ってもらう。バーゼルからみゅうの個人ツアーでロンシャンへ。ドライバーさんはフランス語しか話せない。1時間半くらいで到着。コルビジエのロンシャン礼拝堂は外観も内部も美しい建物。バーゼルへ戻ってバーゼル美術館、大聖堂を見て旧市街を通ってベルンへ。ベルンのホテルは Kreuz Bern Modern City Hotel 。便利な場所だが周囲にイタリアンの店しかない。夕食はそんな店の1件でピザ。
2019/8/1
今日はベルンの街歩き。ベルン旧市街は世界遺産で通りに泉/噴水が点在している。時計台の仕掛け時計と大聖堂を見てベルン美術館へ。アインシュタインの家も外から見る。大聖堂では催しがあるらしく周りの公園で民族衣装を着たおじさん、おばさんたちが民族歌謡の練習をしていた。その後,鉄道で世界遺産の時計の街,でラ・ショー・ド・フォンへ。時計博物館を見学後,街歩き。丘の斜面に高級な邸宅が並ぶ。コルビジエ設計の邸宅もある。暑い中,だいぶ歩いた。
夕方,ベルンに戻り郷土料理の夕食の後は,今日はスイスの建国記念日で花火が上がるというので国会議事堂の裏へ。天気はいまいちだったが山から上がる花火がよく見えた。
2019/8/2
今日はまずはヴェヴェイのコルビジエの湖畔の家へ。ベルンから鉄道で1時間半くらい。ヴェヴェイではワインフェステバルをやっていた。ネスレ本社の前を通って湖畔の家へ。湖畔の家はコルビジエらしいシンプルな造形。そこから世界遺産のラヴォーのブドウ畑の中をハイキング。天気が良すぎて暑い。サン・サフォランの居酒屋で地元のワインをいただいてベルンへ戻る。ベルンではパウル・クレー・センターへ。レンゾ・ピアノ設計の優美な建物
の中にクレイと影響を与えあった画家たちの作品を展示。夕食は郷土料理の店をあたるが休みの店が多くやっと開いていた店に入る。
2019/8/3
今日は最終日。まずはチューリッヒ郊外のオスカー・ラインハルト・コレクションへ。その後,チューリッヒに戻り,聖ピーター教会,フラウミュンスター,グロスミュンスターの3教会へ。フラウミュンスターのシャガールのステンドグラスが素晴らしい。その後,チューリッヒ国立美術館へ。セガンティーニの作品も所蔵。19:30のTK1910でイスタンブールへ。そこでTK52に乗り継いで成田へ。
2019/8/4
成田着19:10。